「このままでは日本代表選出もリスクだ」 ミラン番記者が本田のハリルJ招集の危険性を指摘
指揮官は「本田を3番手と見ているようだ」
ミランのチーム状況をこう分析したのは、地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者だ。このミラン番記者は2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで加入した本田に対して、好意的なレビューを続けてきた。だが、6月に契約満了を迎える現在、厳しい視線を送っている。
「今日はスソが故障した。しかしながら、モンテッラは本田を代わりに入れなかった。(右ウイングで)本田を3番手と見ているようだ。ここは重要なポイントだ」
ヴィンチ記者はこう語った。ミランで今季リーグ戦6得点7アシストの活躍を見せているスソのパフォーマンスが高いために、右ウイングの2番手となった本田には出番がやってこないという見方も存在した。だが、栄光の背番号10をまとう男は、右ウイングの2番手ですらなかったという。
「それにも入っていないのでは? 今日の2番手はオカンポスだった」とヴィンチ氏は語っている。戦力外状態にもかかわらず、1月の移籍市場で残留を決めた本田だが、今季先発1試合、途中出場6試合と致命的なほど試合勘を失っている。