名門高校の17歳が「ベルカンプみたい」…海外注目の逸材、3人包囲網打開の一撃に衝撃「天才」

神村学園で活躍する名和田我空【写真:河合 拓】
神村学園で活躍する名和田我空【写真:河合 拓】

17歳の名和田が2タッチで相手の守備網を突破しゴール

 高校サッカー選手権の常連校でもある神村学園(鹿児島)は7月13日、「高円宮杯U-18プレミアリーグ2024」のWESTリーグ第8節で名古屋グランパスU-18と対戦し2-4で敗れた。ユース相手に厳しい試合となったなか、存在感を発揮したU-17日本代表MF名和田我空(なわた・がく)のゴールが話題を呼んでいる。

 現在高校3年生となった名和田は、2023年に行われたU-17アジアカップでMVPと得点王を獲得し、一気にその才能を示した。インドネシアで行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場しており、将来が楽しみな選手の1人だ。

 名古屋U-18との一戦ではPKを決め切れない場面もあったものの、相手守備陣を翻弄した驚きの“2タッチ”からゴールを奪っている。後半9分、3点ビハインドのなか神村学園が反撃を仕掛ける。

 左サイドから送られたマイナス気味の浮き球クロスに対し、名和田は相手ペナルティーエリア内で右足を伸ばし前向きに。正面から寄せてきた相手選手を右足のタッチでかわすと、左足でゴールネットを揺らして見せた。

 名和田の周囲には名古屋U-18の選手が3人以上いたが、その包囲網をいとも簡単に個人技で打開。SNS上でも「とんでもないゴール」「この才能はちょっと見たことないレベル!」「上手すぎる」「ベルカンプみたい」「天才」と絶賛の声が上がる。

 名和田については、海外メディアでも高校卒業後の去就について注目されていた。ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」でも直接の“欧州行き”の可能性を挙げていたなか、日本の有望株が大会で鮮烈なインパクトを残している。

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