東京Vリベンジならず…町田が因縁マッチでシーズンダブル達成、リーグ3連勝で首位快走
味の素スタジアムでアウェー町田が東京Vを1-0で撃破
J1リーグは7月14日に第23節を各地で行い、味の素スタジアムでは10位の東京ヴェルディと首位のFC町田ゼルビアが対戦した。試合は町田が1-0で勝利して、東京Vに対してシーズンダブルを達成している。
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昨季まではJ2にいた両クラブだが、第15節の対戦時には町田が5-0と東京Vを圧倒。この試合以降、東京Vは3バックにシステムを変更した。屈辱の5失点を受けホームで借りを返したい東京Vだが、U-23日本代表MF山田楓喜が出場停止。FW染野唯月が3試合ぶりに先発出場した。対する町田は、DF鈴木準弥が6試合ぶりに先発出場。海外移籍したFW平川悠に代わり、FWナ・サンホが先発に名を連ねた。
両チーム、前半5分にチャンスを作る。東京VはGK谷晃生が前に出ていたのを見逃さずにFW山見大登がロングシュートを狙ったが、これはゴールに戻ったGK谷がキャッチ。対する町田も左サイドからナ・サンホがエリア外からゴールを狙ったが、クロスバーを越えていった。
続く前半7分、町田は右サイドから鈴木が入れたクロスに藤尾が反応。競り合ったDF谷口栄斗のオウンゴールを誘発して、1点を先行した。東京Vも前半9分に高い位置でプレスをかけてボールを奪い、染野のクロスを山見が合わせたがDFにブロックされて得点はできなかった。さらに13分にも東京Vは染野のパスを受けたFW山田剛綺がエリア内でシュートを放ったが、GK谷に止められている。
ここからは町田が押し込む展開になるが、東京Vもゴール前は固く追加点は決まらないまま時間が過ぎる。このまま前半は町田が1-0とリードをして折り返した。
1点を追う東京Vは、後半の立ち上がり攻め込む。後半6分にはピッチ中央から崩しにかかり、最後は山見がボレーシュートを放ったが、ボールは枠を捉えられなかった。町田は後半11分に、FWオ・セフン、FW藤本一輝、DF望月ヘンリー海輝の3選手を投入する。これで流れを引き戻すが、2点目が取れない。
東京Vも後半21分にMF綱島悠斗を下げてMF見木友哉を送り出す。同23分には縦に速い攻撃を見せて染野の落としから見木が早速ゴールを狙ったが、シュートは右に逸れていった。同24分にも東京Vはハーフウェーラインから速攻を仕掛け、最後は山田剛がシュートを放ったがGK谷に止められた。
東京Vは残り15分を切って、第17節の北海道コンサドーレ札幌戦(5-3)以来のベンチ入りとなったMF森田晃樹、FW木村勇大を送り出す。フレッシュな選手を送り出した東京Vだったが、町田の守備を崩せない。このままリードを守り抜いた町田が1-0で勝利し、リーグ戦3連勝を飾っている。