川崎がホームで鳥栖と1-1ドロー 小林の今季公式戦3ゴール目で先制も勝ちきれず
鳥栖の高橋に同点弾を浴び、開幕2連勝を逃す
川崎フロンターレは5日、J1第2節でサガン鳥栖とホームで対戦し、1-1と引き分けた。
試合は開始早々に動く。前半7分、日本代表FW小林悠が相手DFからボールを奪うと、そのまま敵陣ボックス右に侵入し右足を一閃。ゴール右隅に押し込み、先制点を決めた。新キャプテンに就任した小林は今季、公式戦4試合で3ゴールと好調を維持している。
一方の鳥栖は、同19分に今季ベルギーからJリーグに復帰を果たしたMF小野裕二が負傷交代を余儀なくされるなど、立ち上がりから苦しい展開に。それでも同34分、右サイドからのクロスを川崎GKチョン・ソンリョンが反応し弾いたセカンドボールを、MF高橋義希がボックス外からのダイレクトボレーで突き刺し、スコアをタイに戻した。
後半は一進一退の展開が続くも、両チームともになかなかチャンスを生み出せず。後半アディショナルタイムの最後のワンプレーでは、押し込んだ川崎が決定機を演出するも、ボールはゴールラインを越えず、そのまま試合終了の笛が鳴った。開幕2連勝を狙った川崎だが、鳥栖の持ち味とする強固な守備ブロックを攻略できずに、1-1の痛み分けとなった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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