長谷部がアジア杯初戦の相手パレスチナを警戒 「甘く見ると足元をすくわれる」
油断すれば、ジャイアントキリングを許す可能性も
日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)が12日のアジア杯(オーストラリア)初戦で対戦する未知なる伏兵、パレスチナ代表に警戒心を強めている。
「初戦の対戦相手はまだ全く見てないですね。前回の初戦のヨルダンもそうでしたけど、相手を甘く見ると足元をすくわれるし、そういう意味では、パレスチナも本当に失うものないですから、それでも予選を勝って上がってきているチームなんで、しっかり準備をして臨むことが大事かなと思います」
アルベルト・ザッケローニ前監督の率いた2011年カタール大会初戦のヨルダン戦は0-1で敗色濃厚な後半ロスタイムにDF吉田麻也が同点弾を決め、ドローに持ち込んだ。初戦を落としていたら優勝は危うかったかもしれない。
未だ長谷部がどんなチームなのか情報を持っていないというFIFAランク113位の伏兵にもアプローチ次第で、ジャイアントキリングを許す可能性もある。
「またアジア杯のトロフィーを掲げることを目標にしている。前回も楽な試合はひとつもなかった。この気候と相手を考えたときに、1試合目からそこにフォーカスしてやっていかないと足元すくわれる。1試合、1試合大事に取り組んでいきたいと思います」
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