遠藤航にリバプール新監督が”即期待” キーマンに指名「見本となってもらいたい」
遠藤とサラーはすでにトレーニングをともに再開
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航とエジプト代表FWモハメド・サラーは、多くの選手が代表活動に参加しているチームですでに始動している。ユルゲン・クロップ監督が昨季限りで退任し、今季から指揮を執ることになったアルネ・スロット監督は、2人への期待を述べた。リバプール専門メディア「Liverpool.com」が報じている。
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スロット新監督は、プレシーズンの第1週目を終えた。遠藤とサラーは途中から合流したが、オランダ人監督は2人に対し、プレシーズンを通して、高いレベルを維持することを要求した。
「モー(サラー)は、力強く帰ってきた。今までと同じように、とてもフィットしている。彼ら(サラーと遠藤)には見本となってもらいたいし、彼らが整っていることは、とても重要なことだ。私たちは彼らに、ここから積み上げていってほしいと思っている」と、EURO(欧州選手権)2024とコパ・アメリカで大部分の主力選手が不在のなか、期待を寄せた。
また「アカデミー育ちの若手は、高いインテンシティを持っていて学ぶことにも意欲的だ。私が見て感じるのは、彼らも楽しんでいるということだ。高いクオリティーを見ることができている。ここにいるほとんどの選手は、U-21出身だがエネルギーに満ちていて、プレスをかけることも、カウンタープレスをすることも好んでいるから、褒めるしかない。非常に良く鍛えられている。そしてトップチームにいた選手たちは、正しいお手本となっている。最初の1週間、彼らと仕事ができたことは喜びだった」と、下部組織出身選手たちのポテンシャルにも好感触を得たようだ。
大きな成功を収めたクロップ監督の後任として重圧もかかるところだろうが、スロット監督はリバプールをどんなチームに仕立てていくだろうか。