昨季19Gの日本人FWが好スタート「秘密はない」 プレシーズン2戦4発で現地期待

プレシーズンマッチ2試合で4ゴールを決めた古橋亨梧【写真:Getty Images】
プレシーズンマッチ2試合で4ゴールを決めた古橋亨梧【写真:Getty Images】

プレシーズンマッチの2試合で4ゴール

 スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は、プレシーズンマッチの2試合で4ゴールと得点を量産している。この好調ぶりについて古橋は「秘密はない」と語っているという。セルティック専門メディア「Celts are Here」が報じている。

 セルティックは、ここまでプレシーズンマッチを2試合行い、クイーンズ・パークに6-4で勝利し、エアー・ユナイテッドと1-1で引き分けた。クイーンズ・パーク戦で古橋はハットトリックを達成し、続くエアー・ユナイテッド戦でも1得点を決めて、2試合で4得点を叩き出した。

 ハットトリックを達成したクイーンズ・パーク戦後にも「もっと多くの得点機があった。もっと改善しないといけない」と、自身の決定力に満足していなかった古橋は、エアー・ユナイテッド戦で2試合連続のゴールを決めた。試合後には「動きはキレているけれど、秘密はない。夏の間に特別なことはしていない。今、得点ができているのは、厳しい練習をこなしてきたから。だからゴールを決めることができているが、これからさらに良くなっていくと思う。今はコンディションを上げることに専念している。今シーズンのゴール数の目標は、まだ設定していない」と、コメントしている。

 昨シーズン、古橋は50試合で19得点。クラブで唯一、すべての公式戦に出場した選手となっていた。記事では「彼はグラスゴーでの最初の数シーズンのように負傷をせずに済むようになった。キョウゴは、アンジェ・ポステコグルー監督の下では安定して出場できなかったが、オーストラリア人のキーマンだった」と、伝えている。

 そして「現在の指揮官であるブレンダン・ロジャーズ監督は、このストライカーの最高のパフォーマンスを引き出せていないと、批判されていた。だが、この調子を新シーズンも維持できれば、そうした非難はなくなるだろう」と、このパフォーマンスを継続することに期待している。

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