21歳キャプテンが「感情を爆発」 クラブへの“忠誠心”示したワンシーンに反響「是が非でも」「次は勝つ」
10日の天皇杯で千葉に敗れ公式戦3連敗…主将の松木はフル出場
FC東京は7月13日、J1リーグ第28節でアルビレックス新潟と対戦予定だ。10日の天皇杯3回戦でJ2のジェフユナイテッド千葉に敗れたなか、名誉挽回の勝利が求められる。そんなチームを引っ張る21歳のキャプテンの一撃には、ファンの期待と願いの声が寄せられた。
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勝てばラウンド16進出だった天皇杯3回戦。千葉相手に後半4分、FC東京はキャプテンマークを巻いたMF松木玖生が絶妙なターンからゴールを奪う。しかし、同34分にあっさりと千葉FW林誠道に同点ゴールを許し、1-1のまま延長戦に突入する。
すると延長前半1分、相手のクロスをGK波多野豪が弾いたところを千葉FW呉屋大翔に詰められ失点。FC東京は1点差をひっくり返すことができず、1-2で千葉に敗れて天皇杯敗退となった。
フル出場した松木は、後半直後の華麗な先制弾でファンを虜にした。だがチームはその後逆転を許し無念の結果となった。FC東京の公式インスタグラムでは、そんな松木の一撃を回顧。「感情を爆発させた復活のゴール。次こそ勝利を」と期待を込めた。
こうした投稿にファンも「エンブレム握ってるの嬉しかった! 次は絶対勝つぞ!」「くりゅう頑張れ」「是が非でも勝利を…」「キャプテン」と反応。左胸のエンブレムを指差し、サポーターへ思いを届けるキャプテンの姿に再度注目が集まっていた。
松木は今年開催のパリ五輪世代。だが7月3日に発表されたU-23日本代表メンバー18人から落選。大きな衝撃がファンの間でも走った。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は「移籍の可能性があります。そのなかで先ほど申し上げた五輪の期間に、我々が招集できる確約が取れなかった。そこが一番の要因です」と理由を説明している。
FC東京は、千葉に敗れて公式戦3連敗となり、13日に行われる国立競技場での新潟戦は真価が問われる重要なゲームとなる。自身のポテンシャルを遺憾なく発揮する松木を筆頭に、FC東京は勝利を挙げることができるだろうか。