降格危機の鳥栖が“550文字の声明” ファン呼応「もう腹くくった」「信じてついていく」

鳥栖が公式サイトで声明を発表【写真:Getty Images】
鳥栖が公式サイトで声明を発表【写真:Getty Images】

川井監督率いる鳥栖は17位に低迷

 J1リーグ17位に沈むサガン鳥栖は7月12日、公式サイトで「川井監督体制のもと、現実にしっかりと向き合い前を向いてこれからも走り続けていきます」と声明を発表。ファンから「もう腹くくった」「胸アツになりました」などと、反響を呼んでいる。

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 川井健太監督が率いて3年目を迎えた鳥栖は今季、ここまで22試合を消化して7勝2分13敗で勝ち点23の17位。2012年にJ1昇格以降は降格を経験していないが、降格圏の18位京都サンガF.C.とは2ポイントしか離れておらず、予断を許さない状況が続く。

 直近のリーグ戦2試合で連勝を飾り、7月14日にはホームでの第23節ガンバ大阪戦を控えるなか、鳥栖は公式サイトで「ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様へ」と題し、声明を発表した。

「ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様いつもサガン鳥栖を応援いただきありがとうございます。また今シーズン苦しい戦いが続いておりますがいつも熱いご声援と様々なご意見を頂戴しており重ねて御礼申し上げます。クラブとしては川井監督体制のもと、現実にしっかりと向き合い前を向いてこれからも走り続けていきます。サガン鳥栖の伝統を引き継ぎながら、より進化したサガン鳥栖をこれからも皆様と共に創り上げていきたいと考えております。

 今シーズン、リーグ戦が半分消化していることは事実で過去には戻れません。これからやるべきことを明確に見極めて今回の決断、そしてチーム強化の為の選手補強も行っております。今年のこの苦しい経験は必ず未来に繋がる大事な財産になると思っております。サガン鳥栖らしく、最後まで戦う姿勢を全面に出して残りのリーグ戦を共に戦ってください。多くの皆様に支えられて今のクラブがあると思っております。サガン鳥栖を通じて皆様が笑顔になれるように、これからもクラブとして邁進して参ります。

 最後になりますが1つの勝利の為に監督・選手・コーチ・スタッフ・社員が一岩となって取り組んでいくことを約束します。これから夏場の戦いが始まりますが、皆様も熱中症対策をしっかり行いスタジアムで熱い熱いご声援宜しくお願いします」

 550文字に及ぶ声明に対し、ファンは「もう腹くくった」「胸アツになりました」「クラブが決めたことなら応援するしかない」「信じてついていきます」「なんか泣きそう」と呼応。一方で、なかには「遅すぎる」と指摘する声も見受けられた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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