元日本代表が初代監督に就任 くらしき作陽大がフットサル部創部、作陽高の監督も

元フットサル日本代表の渡邉知晃氏【写真:河合 拓】
元フットサル日本代表の渡邉知晃氏【写真:河合 拓】

強豪高のグループ大学の初代監督に元フットサル日本代表FP渡邉知晃氏が就任

 元フットサル日本代表の渡邉知晃氏が、2025年度より創設されるくらしき作陽大「フットサル部」の初代監督に就任することが決まった。同大がフットサル部の新設、渡邉氏の監督就任を発表した。

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 渡邉氏は中学時代に元日本代表で現在はシンガポール1部アルビレックス新潟シンガポールに所属するMF高萩洋次郎らとともに福島県選抜でプレーした。その後、福島県立郡山高を経て、順天堂大に進学。順大2年次に「順天堂大フットサル部GAZIL」でフットサルを始め、関東リーグのBOTSWANA FC MEGURO(現フウガドールすみだ)に加入した。

 大学卒業後はステラミーゴいわて花巻に入団し、2011年からは名古屋オーシャンズへ移籍。名古屋では世界一のフットサルプレーヤーと称されるポルトガル代表FPリカルジーニョともプレーし、Fリーグ4連覇など数々のタイトルを獲得した。その後、府中アスレティックFC(現立川アスレティックFC)や中国1部大連元朝足蹴倶楽部、インドネシア1部ビンタン・ティムール・スラバヤと海外クラブでもプレーした。

 2021年に現役を引退し、キャリア12シーズンで通算201得点を記録。2017-18シーズンには45得点を挙げてFリーグの得点王に輝き、フットサル日本代表としても通算66試合に出場して20得点を記録し、フットサル・アジアカップ制覇にも貢献している。

 なお、渡邉氏は今夏、くらしき作陽大のグループ校で、浜松アリーナで開催される「JFA第11回全日本U-18フットサル選手権大会」に出場する作陽高サッカー部の監督を務める。サッカーの強豪校であり高校選手権で準優勝を一度している作陽高はフットサルにも取り組み「JFA第2回全日本U-18フットサル選手権大会」では日本一にも輝いている。フットサル日本代表やFリーグでの実績もある渡邉氏の指導の下、作陽高、くらしき作陽大は、どのようなチームになっていくか注目される。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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