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ドルトムントに痛手! ガラスの天才が試合で負傷、指揮官「プレー不可能」 CLベンフィカ戦欠場へ
レバークーゼン戦で独代表MFロイスが左足太もも負傷、前半44分に途中交代
“ガラスの天才”が再びピッチを離れることになった。ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは現地時間4日のレバークーゼン戦で左足の太ももの負傷によって前半44分に途中交代を強いられた。トーマス・トゥヘル監督は試合後の会見で、「悲しいニュース」として、ロイスがミッドウィークに行われる8強入りを懸けたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を欠場すると明言した。独地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じている。
ロイスはレバークーゼン戦に先発出場したが、前半途中に左足を負傷。MFクリスティアン・プリシッチとの交代でピッチを後にした。トゥヘル監督はロイスの早期復帰は難しいとの見解を明かしている。
「彼が水曜日(8日、ベンフィカ戦)でプレーするのは不可能。悲しいニュースだ」
ドルトムントは敵地での第1戦を0-1で落としており、勝ち上がるためには本拠地で勝利が求められている。
そして、ドルトムントはこのCLを控えるだけでなく、雪によるピッチのコンディション不良で延期となったDFBポカールの準々決勝、独3部シュポルトフロインデ・ロッテ戦が14日に行われることも決まっている。リーグ、CL、ポカールを平行して戦ううえで、天才ロイスの離脱はあまりに手痛いダメージとなりそうだ。
ロイスは昨季5月のDFBポカール決勝(15-16シーズン)のバイエルン・ミュンヘン戦で内転筋を負傷し、そこから長期離脱。昨年11月にようやく復帰を果たすと、公式戦15試合で6得点7アシストと圧巻の活躍を見せていた。チームキャプテンのひとりでもある大黒柱の不在はチームにどの程度の影響を及ぼすことになるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images