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選手vs相手ファンの「醜い出来事」 観客席で大乱闘勃発、米メディアが伝えた原因とは?
コロンビアがウルグアイを1-0で下した南米選手権準決勝後に乱闘が勃発
米国で開催されている南米選手権(コパ・アメリカ)で、選手がスタンドでファンと殴り合う騒動が勃発した。10日(日本時間11日)にコロンビアとウルグアイが対戦し、コロンビアが退場者を出しながら1-0で勝利した準決勝後、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがスタンドに乗り込んで、コロンビアのサポーターと大乱闘を繰り広げた。
米メディア「CBSスポーツ」によると、乱闘は「選手がスタンドに近づいた際に飲み物を投げつけられた」ことが発端になったという。酔っ払ったファンによるピッチへの飲み物の投げ込み事件が発生。その近くに選手の家族もおり、危害を加えられそうになったため、選手が激怒。ヌニェスのチームメートであるウルグアイ代表DFホセ・ヒメネスは「我々の家族が危険に晒されていた」と話したという。
記事では、警備体制の不備も指摘されており「世界中のサッカーの試合では、ファンセクションを囲むために警備員が配置され、選手の安全を確保することが一般的だが、シャーロットでの乱闘が発生した際にはそれが見られなかった」と言及。ヒメネスも「警備員が1人もいなかった」と語っていた。
この乱闘を受けて南米サッカー連盟は「CONMEBOLは、サッカーに影響を与えるいかなる暴力行為も強く非難します。私たちの仕事は、サッカーがそのポジティブな価値を通じて私たちをつなぎ、団結させるという信念に基づいています。ピッチ内外での不寛容や暴力に場所はありません」などとする声明を発表。「CBSスポーツ」でも「このような醜い出来事の後には確実に処分が下されるでしょう」と伝えていた。
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