中村俊輔加入の磐田、クラブワースト記録更新 昨季から続く負の連鎖…またもホームで勝てず
第2節の仙台戦に0-1敗戦、クラブワーストの10試合連続ホーム未勝利に
元日本代表MF中村俊輔が加入して注目を集めるジュビロ磐田は4日、J1リーグ第2節の本拠地ベガルタ仙台戦に挑み、後半29分に失点を喫して0-1と敗れた。開幕戦のセレッソ大阪戦も0-0と引き分けており、2試合未勝利と波に乗り切れていない磐田だが、仙台戦の敗戦を受けて10試合連続のホーム未勝利となり、クラブワースト記録を更新してしまった。
14年に就任した名波浩監督が率いる磐田は、昨季3年ぶりにJ1の舞台に舞い戻ると、ファーストステージ8位と健闘。しかしセカンドステージは失速して14位に沈み、年間13位でシーズンを終えていた。その失速ぶりを示すのが、ホームでの未勝利試合数だ。
磐田がホームで最後に勝利したのは、昨年6月25日のファーストステージ最終節仙台戦(3-0)だった。セカンドステージのホーム初戦となった7月9日の大宮アルディージャ戦に1-1と引き分けて以降、シーズン最後までホーム未勝利。結局、同ステージは本拠地に駆けつけたサポーターに勝利を届けられずに終わっている。
磐田は13年に8試合連続ホーム未勝利(第18節~32節)と不振に陥り、同シーズンは最後まで浮上のきっかけをつかめず、17位でJ2降格の憂き目に遭った。当時の対戦相手と結果は以下の通りだ。
■2013年ホーム戦
第18節 1-2 浦和
第19節 2-3 名古屋
第22節 0-0 FC東京
第24節 1-1 甲府
第26節 2-3 鹿島
第28節 1-1 仙台
第30節 0-1 清水
第32節 0-1 横浜FM
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