日本代表GKのイタリア行き「非常に近い」 古豪へ移籍秒読みを伊報道「契約が実現しつつある」
鈴木彩艶はパルマ移籍が近付いている
ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表GK鈴木彩艶は、イタリア1部パルマへの移籍の噂が浮上しているなか、現地イタリアメディアは「契約が本当に実現しつつある」と報道している。
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2002年生まれの鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、米国生まれの日本育ち。浦和の下部組織から、16歳でプロ契約を結んだ。浦和では出場機会に恵まれなったものの、190センチ93キロの恵まれた体格と身体能力に定評があり、23年夏からベルギー1部シント=トロイデンでプレーしている。
「日本サッカー協会(JFA)の判断」(シント=トロイデンの立石敬之CEO)でパリ五輪のU-23日本代表メンバー18人からは落選となったなか、取り沙汰されるのが今夏の移籍だ。複数メディアではセリエBを制して、新シーズンよりセリエAで戦うパルマがその候補の1つとして挙がっている。
そんななか、イタリアサッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」は「鈴木は親善試合に欠場:パルマを待つだけ」と見出しを打ち、「スズキはパルマを待ち続けている。アヤックスとの親善試合で再びベンチスタートとなった。イタリア行きは非常に近いという印象だ」と9日に行われた親善試合のアヤックス戦で、6日のトゥウェンテ戦に続き2試合連続で出番のなかった現状に触れている。
また、イタリアメディア「カルチョニュース24」も「シント=トロイデンは、前回の親善試合で彼を起用しなかった。これは契約が本当に実現しつつあることを示す重要なシグナルだ」と言及。セリエA移籍となれば、鈴木のキャリアにとっても大きなステップアップとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)