16歳ヤマルのゴールに「クレイジーなリアクション」 同僚が驚愕…スタンド“反応”に海外注目
16歳ヤマルは20年ぶりに最年少ゴール記録を更新し勝利の立役者に
スペイン代表は現地時間7月9日、欧州選手権(EURO)準決勝でフランス代表と対戦し、2-1で勝利した。3大会ぶり決勝進出が決定。スタメン出場したスペイン代表FWラミン・ヤマルが大会史上最年少の16歳362日でゴールを決め、20年ぶりに歴史を塗り替えた一撃が世界に衝撃を与えた。準々決勝で負傷したMFペドリもスタンドで驚く表情を見せた。
グループステージを3連勝と1位通過したスペインは、決勝トーナメント1回戦でジョージア代表(4-1)、準々決勝でドイツ代表(2-1)を破り準決勝へ。一方フランスはグループステージを1勝2分で2位通過すると、決勝トーナメント1回戦でベルギー代表(1-0)、準々決勝でポルトガル代表をPK戦の末破り、スペインとの一戦に臨んだ。
試合は序盤から激しく展開。だが、スペインは前半9分にフランス代表FWキリアン・ムバッペのクロスからFWランダル・コロ・ムアニに頭で合わせられて先制を許した。それでも同21分にヤマルが歴史に名を刻む。ゴール正面やや右よりでボールを受けたヤマルは左足に持ち替えて振り抜くと、シュートは綺麗な弧を描きながらゴール左ポストに直撃してネットを揺らした。
ヤマルのゴラッソは16歳362日として大会史上最年少ゴールを更新。これまでは2004年大会でスイス代表MFヨハン・フォンランテンが打ち立てた18歳4か月20日で、20年ぶりに記録を更新した。その後の勝ち越し弾を呼んだヤマルのゴールは同僚も驚嘆。この日、スタンドから見守ったペドリは両手を頬に当て目を丸くした。
この様子を米スポーツ専門局「ESPN」が「ヤマルのゴール時ペドリのリアクション」と綴って公開すると、「あの瞬間私たちはみんなペドリになった」「ペドリの反応可愛すぎる」「クレイジーなリアクション」との反響が寄せられた。一方、隣で唖然とするDFダニエル・カルバハルに対しても「カルバハル口あいたまま」「カルバハルもアセンシオのシュートを懐かしんでいるようだ」「カルバハルの場合は『我々はこの子を15年以上飲み込まなければならないだろう』というようなもの」との反応があった。