浦和に完敗のC大阪、降格確率は「100%」? 4シーズン続く不吉なジンクスを打ち破れるか
過去4クラブはいずれも最下位という屈辱
昇格プレーオフを制した4クラブは、翌年のJ1でいずれも最下位という屈辱を味わった。そのジンクスに照らし合わせれば、C大阪も苦戦を強いられることになる。歴代のJ1昇格プレーオフ優勝クラブと、翌年J1での成績は以下の通りだ。
12年優勝:大分(13年J1=18位/J2降格)
勝ち点14 2勝8分24敗 31得点・67失点 -36
13年優勝:徳島(14年J1=18位/J2降格)
勝ち点14 3勝5分26敗 16得点・74失点 -58
14年優勝:山形(15年J1=18位/J2降格)
勝ち点24 4勝12分18敗 24得点・53失点 -29
15年優勝:福岡(16年J1=18位/J2降格)
勝ち点13 3勝4分10敗 22得点・32失点 -10
もっとも、今季のC大阪は、日本代表MF清武弘嗣をはじめ、MF水沼宏太、DFマテイ・ヨニッチらを補強。さらに、日本代表MF山口蛍や元日本代表のFW柿谷曜一朗らも擁しており、戦力的には過去4チームと比べて充実したものとなっている。
果たしてC大阪が、「降格確率100%」というジンクスを初めて破るクラブになるのか。今後の戦いに大きな注目が集まる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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