浦和に完敗のC大阪、降格確率は「100%」? 4シーズン続く不吉なジンクスを打ち破れるか
開幕戦は昇格組で唯一勝ち点を拾ったC大阪、今節は浦和に1-3で敗れる
セレッソ大阪は4日、J1リーグ第2節の敵地浦和レッズ戦に1-3と敗れ、開幕2試合を終えて1分1敗となった。今季未勝利のC大阪は苦戦を強いられているが、一方で不吉なジンクスも付きまとっている。
今季のC大阪は、昨季J2優勝の北海道コンサドーレ札幌、同2位の清水エスパルスとともにJ1の舞台に挑んでいる。J1開幕戦で札幌は仙台に0-1、清水も神戸に0-1と敗れていたが、C大阪はジュビロ磐田に0-0と引き分け、昇格組のなかで唯一勝ち点を拾っていた。
第2節でC大阪も浦和に今季初黒星を喫する形となったが、今後はイバラの道が待っているのかもしれない。それを示唆するのが、過去4シーズン続いているジンクスだ。J1昇格プレーオフ優勝クラブの降格確率は「100%」で、いまだ例外クラブは生まれていない。
昨季昇格プレーオフに参戦したC大阪は、準決勝の京都サンガF.C.戦で1-1と引き分けるも、リーグ順位上位のため決勝へ進出。ファジアーノ岡山との大一番を1-0で制して3年ぶりのJ1復帰を決めていた。
12年に初めてJ1昇格プレーオフが導入され、同年に大分トリニータ、13年に徳島ヴォルティス、14年にモンテディオ山形、15年にアビスパ福岡が優勝。しかし、いずれのクラブも翌シーズンのJ1では苦戦を強いられ、1年でのJ2降格という憂き目に遭っている。
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