J2でプロデビュー→英移籍…日本人“出世”タレントに現地熱視線「素晴らしい契約」

町田の仲間から温かい見送りを受けた平河悠【写真:(C) FCMZ】
町田の仲間から温かい見送りを受けた平河悠【写真:(C) FCMZ】

パリ五輪代表MF平河悠のブリストル・シティ加入に現地脚光

 イングランド2部ブリストル・シティは7月9日、J1で首位を走るFC町田ゼルビアからU-23日本代表MF平河悠をレンタル移籍で獲得。地元メディア「Bristol Post」は、クラブ史上初の日本人選手となった平河への期待を報じている。

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 記事では町田がJ1初昇格で首位に立っていることを伝え、平河がそのチームの主力であることを伝えるとともに、「23歳の選手は24年1月で契約が満了になる。5か月後に彼がフリーになれば、シティへ完全移籍することを把握している」と、契約満了となったあとに移籍金ゼロで完全移籍する見通しであると報じた。

 2024-25シーズンのアウェーユニフォームで写真撮影を行った平河は、月曜日にメディカルチェックを行い、ポルトガルに渡って新たなチームメイトたちと合流。その後、パリで行われる五輪に向かうという。

 平河のプレースタイルについては「スピードがありダイナミックなウイングで、左でも右でもプレーができる。平河はこの3年間で町田を上位に押し上げ、2023年にはクラブ史上初の1部昇格も達成。その中心選手として活躍した平河は、61試合に出場して11得点を記録した」と伝えた。

 この移籍市場でブリストル・シティは、さらにストライカーとプレーメーカーの補強に動く見込みだという。また、昨シーズンの後半戦にバーンリーからレンタル移籍していたMFスコット・トワインの再獲得に動いているようだ。記事のコメント欄には「シティへようこそ。また素晴らしい契約で、今年彼がチームに何をもたらすか楽しみだ」などと、昨年のJ2町田加入後、瞬く間に飛躍したアタッカーに期待の声も寄せられていた。

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