徳島を退団後に栃木シティの練習に参加

　J3ツエーゲン金沢は7月9日、今年4月にJ2徳島ヴォルティスを契約解除で退団してフリーとなっていたMF西谷和希の加入を発表した。

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　金沢は現在、9勝6分5敗でJ3リーグ3位につけ、プレーオフ出場圏内につける。7月8日にJ1東京ヴェルディからDF平智広、同9日にはJ2ジェフユナイテッド千葉からMF熊谷アンドリューを獲得したなか、西谷の獲得も決まった。

　現在30歳の西谷は2016年に栃木SCでプロデビューし、20年から徳島へ。今季はリーグ戦開幕から2試合に出場していたが、第3節ブラウブリッツ秋田戦（1-2）からベンチ外が続いていたなか、4月4日に双方合意の下で契約解除が発表されていた。その後、5月10日から出身である栃木県に拠点を置くJFL栃木シティのトップチームの練習に参加（栃木シティは練習参加に関して、契約を前提としたものではないと説明）していた。

　西谷はクラブを通じ、「ツエーゲン金沢の一員として闘える喜びと感謝を胸に全力で闘います。J3を優勝してJ2に昇格ができるように、その力になれるように全力を尽くします。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

　金沢には双子の兄であるMF西谷優希が今季から所属しており、2019年の栃木時代以来となるチームメイトになった。