イタリア1部パルマ、GK鈴木彩艶を大型5年契約で獲得発表 中田英寿以来2人目の日本人プレーヤーに
SDは「交渉は長く複雑なもの」と吐露
イタリア1部セリエAのパルマは現地時間7月15日、ベルギー1部シント=トロイデンに所属する日本代表GK鈴木彩艶を獲得したと発表した。2029年6月30日までの大型5年契約。
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21歳の鈴木は、昨夏に浦和レッズからシント=トロイデンへ移籍。加入直後からレギュラーの座を掴み、2023-24シーズンは公式戦32試合に出場した。日本屈指の守護神として評価は高く、今夏のパリ五輪メンバーへの選出も有力視されていたものの、18人の選考から漏れた。
パルマはコッパ・イタリア3回、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)2回の優勝実績を持つ古豪。かつて、元日本代表MF中田英寿氏が在籍したことでも知られ、昨季セリエBを制し、4季ぶりに1部リーグへ復帰した。
鈴木はクラブを通してコメントを発表。「パルマの一員になれて嬉しく思います。このクラブは素晴らしい歴史を持ち、世界中に多くのファンがおり、セリエAでプレーすることになる。僕は常にベストを尽くし、チームの成功に貢献できるよう努めます」と、意気込んだ。
また、スポーツディレクター(SD)のマウロ・ペデルゾーリ氏は「私たちは彼を強く求めましたが、交渉は長く複雑なものでした」と吐露。「彩艶には多くの関心が寄せられていました。最終的には、彼と私たちの両方の希望が勝ち、実りある関係を築くという約束につながりました。彼はそのポジションで最も若い才能の1人であり、日本とベルギーの両方で大きな経験を積んでいることを考えると、私たちの喜びは倍増します。私たちは彼を歓迎します。チームとファンから温かく素晴らしい歓迎を受けると確信しています」と、活躍を期待した。
(FOOTBALL ZONE編集部)