日本代表MFが欧州で契約満了…来季去就に注目発言「ブンデスに行きたいです」

日本代表の相馬勇紀【写真:徳原隆元】
日本代表の相馬勇紀【写真:徳原隆元】

日本代表MF相馬勇紀が「Atsuto Uchida‘s FOOTBALL TIME」に登場

 元日本代表DF内田篤人氏がホストを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida‘s FOOTBALL TIME」に日本代表MF相馬勇紀が出演。三菱養和SCユースから早稲田大学に進学し、名古屋グランパスでプロサッカー選手となったなか大学時代に、名古屋以外からも2つのクラブからオファーを受けていたことを明かした。

 相馬は2021年に行われた東京五輪、22年のFIFAワールドカップ(W杯)のメンバーになるなど、日本代表としても存在感を示している。東京都調布市出身であり、幼少期はFC東京や東京ヴェルディの試合を見に味の素スタジアムに足を運んでいたという。

 番組ではプロ入り前の話題にも言及。早大で4年になる前に名古屋から獲得オファーが届いたという。「名古屋が一番早かったですね。練習参加の予定が2チームくらいあって」と相馬が言うと、内田氏はすかさず「どこ?」と聞いた。これに相馬は「FC東京と湘南ベルマーレさん」と言うと内田氏は「湘南とかスタイル合うもんな」と頷いた。この時の湘南は「監督が曺貴裁さんで、早稲田大の先輩でもあったので気にかけてくれていました」と相馬は、オファーがあった背景を語った。

 その後、Jリーグで活躍した相馬は、2023年1月からポルトガル1部カーザ・ピアへレンタル移籍をしていた。クラブの環境については「情報がネットで調べても手に入らなくて。(施設は)小さくて、衝撃を受けました。ぶっちゃけ、ほかにあると思っていたんです。僕のチームは84年間2部にいて、2部の時に使っていた小さ目のスタジアムがあって、その観客席が12、13列の観客席。で、ロッカーがその下なんです。スタジアムの更衣室がロッカーみたいな感じ。スタジアムの横に建物があったので、そこがロッカーだと思っていたら『ここだよ』と言われて、『あ、ここなんだ』と」と、クラブの施設が恵まれていなかったことを明かした。

 ポルトガルで2シーズンを戦った相馬だが、カーザ・ピアへのレンタル移籍は満了となり、現在は2024-25シーズンの所属先が未定となっている。去就について内田氏に問われた相馬は「海外でやりたいです。ブンデスに行きたいです」と、ポルトガルからドイツへ戦いの場を変えることを希望していた。

 ドイツ2部シャルケのアンバサダーを務める内田氏は、この言葉に反応。「シャルケっていうチームがあるんだけどさ。シャルケっていうチームが2部で頑張っているんだけど、そこを助けてくれないかな?」と、相馬にオファーを送るものの、相馬には「1部がいいですね」と、かわされてしまっていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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