G大阪戦で泥沼4連敗…成績低迷に海外メディアも注目

　横浜F・マリノスは、7月6日のJ1リーグ第22節のガンバ大阪戦（アウェー）を0-4の完敗で落とし、2008年以来16年ぶりとなる4連敗を喫した。ハリー・キューウェル監督率いるチームの苦境に、海外メディアも「最悪の瞬間」「進化の兆しない」と注目している。

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　近年、J1リーグで上位争いを演じてきた横浜FMが苦境に瀕している。後半戦に入り、東京ヴェルディ戦（1-2）、サガン鳥栖戦（0-1）と連敗して迎えたアウェーG大阪戦では、守備が崩壊し4失点。これで直近4連敗となり13位と低迷し、キューウェル監督の進退問題にも影響が避けられない事態になった。

　過去5年で2度のリーグ制覇を成し遂げてきたJ1強豪の低迷は、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」でも注目を浴びた。「横浜は16年間で最悪の瞬間を迎える」と見出しが打たれた記事では「進化の兆しが見られない守備が最大の懸念だ」と、不安定な戦いぶりに脚光を当てている。

　今季の横浜FMは、5月のACL（AFCチャンピオンズリーグ）ファイナルで準優勝に終わったのち、過密日程のなかで主力に怪我人が出たこともあり、6月以降はリーグ戦でわずか2勝止まり。泥沼の4連敗と苦境に瀕するなかで、浮上のきっかけを掴めるだろうか。