横浜FMは「最悪からさらに悪い方向へ」 海外メディアも指摘…45歳指揮官の“窮状”
キューウェル監督の現状をセルティック専門メディアが伝える
横浜F・マリノスが苦戦している。7月6日のJ1リーグ第22節のガンバ大阪戦(アウェー)を0-4の完敗で落とし、順位は現時点で13位。2022年のJ1覇者の勢いはどこへ行ったのか。海外メディアは指揮官について「日本での状況は最悪からさらに悪い方向へ」と伝えている。
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横浜FMを率いるのはオーストラリア人のハリー・キューウェル監督。選手として同国代表でも活躍したキューウェル監督は、ケヴィン・マスカット前指揮官の跡を継ぎ、今季より横浜FMを率いている。
開幕戦を勝利でスタートさせたものの、後半戦に入って失速。直近リーグ4連敗は、2008年以来16年ぶりの出来事だった。特に第22節のG大阪戦では大量4失点と苦しむ結果となり、主将のMF喜田拓也も「恥ずかしい」と落胆の言葉を漏らしたほどだ。
そんな横浜FMの惨状に注目したのが、スコットランド1部セルティックの専門メディア「Celts Are Here」。同クラブでコーチを務めた経歴のあるキューウェル監督に対し「マリノスで指揮を執り始めて半年余り、45歳の監督にとって状況は決して順調とは言えない」とチームの状況を報じている。
「マリノスはこれで16年ぶりに4連敗を喫し、ここまでの2試合で得点を奪えていない。キューウェル監督は厳しいプレッシャーにさらされている。キューウェルにとって日本での状況は最悪からさらに悪い方向へと進んでいる」
横浜FMは7月14日、次節ホームで鹿島アントラーズ(現在2位)と対戦予定。大一番を控えるチームは沈んだ状態ではあるが、キューウェル監督の力が試される時なのかもしれない。
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