札幌ペトロヴィッチ監督「9人が怪我、5人がチームを離れた」 12年ぶり8連敗に嘆き止まらず
鹿島アントラーズと対戦し、0-2で敗れた
北海道コンサドーレ札幌は7月6日、J1リーグ第22節で鹿島アントラーズと対戦し、0-2で敗れた。史上最速でのJ2降格の屈辱を味わった2012年以来、12年ぶりの8連敗。ペトロヴィッチ監督は試合後「今日のゲームは敗れはしましたが、出場していた選手たちはとてもよく戦ってくれたと思います」と語った。
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札幌は開始12秒、ロングフィードにMF小林祐希が反応。鹿島DF関川郁万、GK早川友基と競り合うと、鹿島ゴールに吸い込まれた。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してファウルの可能性をチェック。主審はオンフィールドレビューを行い、小林のハンドの判定で得点取り消しとなった。
後半16分にFW鈴木優磨の縦パスに抜け出たFW師岡柊生が、落ち着いてネットを揺らす。プロ初ゴールで手痛い先制点を献上。さらに後半21分には、鈴木の右サイドからのクロスにMF藤井智也がダイレクトで合わせて追加点を奪われた。
ペトロヴィッチ監督は「9人が怪我をしていて、昨シーズンから5人の選手がチームを離れた中で、我々は今チームとして戦っていますけど、そういう中で選手たちは最後まで諦めすによく戦ってくれたと思います」と苦境を明かした。
シュート12本を放ったが、そのまま0-2で敗れた。22試合を終えて2勝5分15敗の最下位。新潟に勝利した17位の鳥栖と12ポイント差に広がった。前半33分には小林が負傷交代。後半6分にはMF駒井善成にイエローカードが提示され、累積警告で次節神戸戦に出場停止となるなど、苦しい台所事情が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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