首位・町田が名古屋にシーズン2連勝 欧州移籍を目指すパリ五輪世代FWは惜別アシストで貢献
町田は首位キープ
J1リーグは7月6日に第22節を各地で行い、町田GIONスタジアムでは首位のFC町田ゼルビアと11位の名古屋グランパスが対戦した。試合は1-0でホームの町田が勝利し、名古屋に対して“シーズンダブル”を達成した。
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町田は、パリ五輪を戦うU-23日本代表に選ばれたFW藤尾翔太とMF平河悠が先発出場。FWミッチェル・デュークがセンターフォワードに入った。対するアウェーの名古屋はFW榊原杏太が初先発となった。
前半5分に名古屋は右サイドから榊原のクロスに対して、フリーとなったDF内田宅哉がヘッドで合わせたが、GK谷晃生に正面でキャッチされた。対する町田も7分、左サイドでFKを獲得するとMF下田北斗が入れたボールをデュークが合わせたが、わずかに右に逸れていった。
町田は前半11分にも右サイドでフリーキックを獲得し、最後はFW荒木駿太がゴールを狙ったが、ボールはクロスバーを大きく越えていった。給水タイム明けの同27分には、右サイドから仕掛けたDF望月ヘンリー海輝がシュートまで持ち込んだが、ボールは大きくクロスバーを越えた。攻め続ける町田は同30分、エリア内でボールを持った平河がパス。ボールを受けた下田がエリア内で右足を振り抜き、先制ゴールを決めた。
1点をリードして後半に入った町田に対し、名古屋はハーフタイムで榊原を下げてFW永井謙佑を投入する。後半3分には、その永井が左から折り返したボールからチャンスを作り、最後は山岸がシュートを放ったが、DFにブロックされた。再び町田に押し込まれる展開になった名古屋は、山岸を下げてFWパトリックを後半21分に投入する。
後半30分に町田は、離脱していた韓国代表FWオ・セフンとMF柴戸海を投入する。そして後半35分、オ・セフンの高さを生かした攻撃から藤尾がエリア内でボールを持ち、下田にパス。下田が左足でシュートを決めたが、オンフィールドレビューの結果、オ・セフンの競り合いがファウルとされて得点は取り消された。
それでも第2節の名古屋戦(1-0)で今季初勝利を挙げた町田が、この試合も1-0で勝利して勝ち点3を上積みし、首位をキープしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)