41歳ペペがロナウドの胸で大号泣 ポルトガル、ベテランの抱擁に海外注目「絶対的な伝説」
41歳ペペが試合後に涙
欧州選手権(EURO)準々決勝が7月5日に行われ、ポルトガル代表はフランス代表にPK戦の末敗れた。ベスト8での敗退が決まったなか、試合後には41歳のDFペペが涙を見せた。
試合は0-0のまま延長戦に突入。延長前半終了時点でFWキリアン・ムバッペがベンチに下がり、FWクリスティアーノ・ロナウドは120分間フル出場を果たした。
41歳のペペもロナウド同様に120分間フル出場したなかで、後半アディショナルタイムには26歳のFWマルクス・テュラムと白熱マッチアップ。年齢を感じさせないディフェンスを見せると、ガッツポーズでチームを鼓舞した。
PK戦ではフランスのキッカー5人が成功したのに対し、ポルトガルはFWジョアン・フェリックスが左ポストを叩いて失敗。5-3でフランスがPK戦を制してベスト4進出を決めた。
そして試合後にはペペがロナウドの胸元で涙するシーンがクローズアップされた。米スポーツ放送局「ESPN」の公式X(旧ツイッター)では「39歳のクリスティアーノ・ロナウドが41歳のペペを慰める」とそのワンシーンに注目。「2人の絶対的な伝説」と大ベテランを称えた。
2人の抱擁シーンはSNSでも反響を呼び、「ペペは41歳でも必要だった」「彼らは永遠に私の心の支えだ」「ポルトガル史上最高のDF」「見ていて悲しくなった」「不滅のペペ」「伝説のデュオ」など、コメントが寄せられていた。
ポルトガルは惜しくもEUROベスト8敗退となったが、ペペとロナウドの大きな背中を見た若い選手たちがその勇姿を受け継いでいくはずだ。
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