古巣エバートン復帰の可能性が浮上、オファーが届けば移籍の意思を固めている模様

　マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーには中国への移籍が再三取り沙汰されていたが、2月いっぱいで中国の移籍マーケットが閉幕したこと騒動も一旦収束した。そうしたなかで、英紙「デイリー・メール」では、新たにルーニーの古巣復帰の可能性を報じている。

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　同紙によれば、ルーニーは親しい友人に対して今夏の移籍を決断したと漏らしているという。その移籍先は噂された中国や、アメリカMLSではなくエバートンのようだ。

　ルーニーはエバートンの下部組織からプレーし、プロデビューも飾った愛着あるクラブだ。2004年にユナイテッドに渡り、クラブの歴代最多得点記録も更新するなど、今やすっかりレッドデビルズ（赤い悪魔、ユナイテッドの愛称）の象徴的存在だが、心の中にはブルーのユニホームへの思いが残っているようだ。

　記事では今夏にオファーが届けば、大幅な減俸も受け入れて移籍する意志を固めているという。エバートンを率いるロナルド・クーマンや、スティーブ・ウォルシュSDもイングランド代表キャプテン獲得を熱望している。

　イングランド最高のストライカーは出番の限られるユナイテッドを離れ、古巣でもう一花咲かせることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images