戦術家として知られるアッレグリ監督　リーグ6連覇に向け今季も首位と順調だが…

　退任宣言をしたバルセロナのルイス・エンリケ監督の後任として、来季からイタリア王者ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が就任する可能性が浮上している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

メッシ、C・ロナウド、ポグバら世界最高峰のプレーをチェック！　スポナビライブでプレミア＆リーガ全試合ライブ配信中【PR】

　アッレグリ監督は、現在チェルシーの指揮を執るアントニオ・コンテ監督の後任としてユベントスの指揮官に就任。リーグ3連覇を果たしたコンテ監督のチームをベースにしつつ徐々に独自色を打ち出してリーグ2連覇、クラブとしてはイタリア史上最高の5連覇を達成し、今季も首位に立ち6連覇へ向けて順調なシーズンを送っている。

　今季も「ファイブ・スター」と呼ばれるMFミラレム・ピアニッチ、FWフアン・クアドラード、FWマリオ・マンジュキッチ、FWパウロ・ディバラ、FWゴンサロ・イグアインの同時起用に踏み切り、アッレグリ監督はイタリアでは戦術家として知られる。

　しかし、主力選手であるイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが采配批判をした際、クラブから守られていないと感じたアッレグリ監督とクラブの関係は急速に悪化。先日には来夏からのアーセナル行きを友人に打ち明けたことがイタリアメディアにスクープされていた。

　そうした状況にあるアッレグリ監督に対し、後任監督の座が宙に浮いたバルセロナが興味を示しているという。国外での指揮は未経験だが、スペインに上陸して名門バルセロナを率いることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images