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メッシ、PK戦1番手でチップキック失敗「初めて見た」 まさかのバー直撃も…土壇場で準決勝進出
1-1でPK戦突入もチームは勝利で準決勝進出
南米選手権(コパ・アメリカ)は現地時間7月4日に米テキサス州ヒューストンでアルゼンチンとエクアドルによる準々決勝が行われ、前回王者アルゼンチンがPK戦の末に勝利して準決勝に進出した。アルゼンチン代表のエースFWリオネル・メッシはPKの1番手を務めて、まさかの失敗。チームは最終的に勝利し、準決勝へ進出している。
アルゼンチンはグループリーグA組を全勝で突破。前半35分、FWリオネル・メッシが右コーナーキックをニアサイドに入れると、MFアレクシス・マクアリスターがファーサイドに流してフリーのDFリサンドロ・マルティネスが頭で押し込んだ。
ラスト15分を切ったところでアルゼンチンは5バックに変更して逃げ切りを図った。しかしエクアドルはアディショナルタイム突入直後、MFジョン・イェボアが上げたクロスをニアサイドでFWケビン・ロドリゲスが競り合い、さらにFWヨルディ・カイセドが詰めようとするもそのままボールはゴールに吸い込まれた。ロドリゲスが競った時点でカイセドがオフサイドポジションにいたことでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックも長くなったが、そのままゴールが認められ土壇場で1-1の同点となった。
このまま1-1でPK戦に突入。1人目のキッカーを務めたメッシはPK戦でパネンカを試みるもクロスバーをはじいて失敗した。SNS上では「ここでパネンカ」「まさかのパネンカ これは騙された」「パネンカ失敗」「パネンカ浮きすぎたな」「パネンカでバー初めて見た」と反響が寄せられた。
しかしその後、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)決勝のPK戦で優勝を引き寄せたGKエミリアーノ・マルティネスがエクアドルの1本目と2本目を見事に連続セーブ。メッシの失敗で流れを渡しそうだったものの、アルゼンチンは2人目以降冷静に決め、PK戦のスコア4-2で勝利。苦戦の印象を持たせながらも勝利を収めて、ベネズエラとカナダの勝者と対戦する準決勝へと進出した。