“美ロッカー”に感謝の手紙…EURO敗戦国の気遣いを海外称賛「優雅さを持って大会を去る」
ルーマニアが16強敗退後に使用したロッカーを整理整頓
2大会ぶり6回目の欧州選手権(EURO)出場となったルーマニア代表は、現地時間7月2日に行われた決勝トーナメント1回戦でオランダ代表に0-3で敗れ、ベスト16敗退となった。ルーマニア代表の試合後の“美ロッカー”が注目を浴び、反響が拡大している。
ベルギー、スロバキア、ウクライナと同居したグループEを1勝1分1敗の首位で勝ち抜いたルーマニア。2000年大会以来の勝利も果たし、同じく1勝1分1敗でグループDの3位だったオランダと激突した。
ルーマニアは1点ビハインドの前半38分にDFバシレ・モゴシュが負傷交代。後半38分に痛い2失点目を喫すると、同アディショナルタイムにもカウンターからダメ押しの3点目を奪われ、0-3でオランダに敗れた。
そのなかで、英メディア「スポーツ・バイブル」公式インスタグラムは、「ルーマニアもEURO2024敗退後、大会主催者への感謝の言葉を残した」と試合後に綺麗に清掃されたルーマニアのロッカールームの様子と、感謝のメッセージを記した手紙が置いてあったことを紹介していた。
英紙「デイリー・メール」によれば、手紙には「EURO2024は、我々1人1人にとって今までで最も重要なサッカー体験の1つであり、その舞台がドイツであったことを嬉しく思います。ルーマニアのためにすべてを捧げたという思いでドイツをあとにします。ここで過ごした数週間で経験したすべてに感謝しています。欧州サッカー界の偉大なファミリーの一員になれたことを光栄に思います。ルーマニア代表サッカーチーム」とメッセージが記されていたという。
“美ロッカー”と感謝の手紙に対しては、ファンから「パーフェクトだ」「上品」「ルーマニアは本当に誇れるチーム」「彼らは優雅さと名誉を持って大会を去る」「本当に美しい光景」と称賛の言葉が相次いでいるという。