日本代表23歳、移籍金1.7億円→最低4億円で決着か 独加入…“倍増”舞台裏を現地報道

マインツ加入が正式発表された佐野海舟【写真:徳原隆元】
マインツ加入が正式発表された佐野海舟【写真:徳原隆元】

4年契約で加入を正式発表

 ドイツ1部マインツは7月3日、日本代表MF佐野海舟の獲得を正式発表した。佐野は1日に鹿島アントラーズを海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、離脱していた。ドイツ誌「キッカー」は2028年まで4年契約で移籍金は250万ユーロ(約4億3000万円)だと報じた。

 23歳の佐野は昨年、FC町田ゼルビアから鹿島に加入すると、ボール奪取力に優れたタレントとして台頭。昨年11月に日本代表デビューを果たし、今冬のアジアカップにも出場した。鹿島での2シーズン目の今季は主力ボランチとして、リーグ戦20試合に出場した。

 佐野はすでにトレーニングにも合流。「キッカー」誌は、佐野が昨年鹿島との契約を2027年1月まで延長したため、「移籍金のハードルは高かった」と報道。記事では「キッカー情報によると、マインツは基本額として250万ユーロ強を支払う予定。移籍金はボーナスによりさらに増額する可能性がある」とした。

「キッカー」誌は当初、クラブのクリスティアン・ハイデル・スポーツディレクター(SD)のコメントを報じつつ、「約100万ユーロ(約1億7000万円)の移籍金で獲得できるだろう」との見通しを立てていたが、最終的な交渉の末、最低でも250万ユーロの支払いで決着がついたようだ。

 新天地で新たな挑戦がスタート。まずはプレシーズンから開幕スタメンを目指す。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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