OA枠なし「不安はない」 パリ五輪代表DF西尾隆矢が自信「ゼロで抑えればCBの価値が上がる」
大阪市内で会見に出席
日本サッカー協会(JFA)は7月3日、大岩監督率いるパリ五輪代表メンバー18人を発表した。これを受けて大阪市内で、関西圏クラブから選出されたDF半田陸(ガンバ大阪)、DF西尾隆矢(セレッソ大阪)、MF川﨑颯太(京都サンガF.C.)の3人が会見に出席。今大会、DF板倉滉(ボルシアMG)やDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)らセンターバック(CB)のオーバーエイジ(OA)起用も考えられていたなかで、最終的には3人枠は活用せず。CBの西尾は「不安」を一蹴した。
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今大会は主に最終予選を兼ねたU-23アジアカップメンバーを中心に構成された。同大会メンバー以外は6月のアメリカ遠征で招集された欧州組の斉藤光毅と三戸舜介の2人。会見に出席した3人もアジア杯優勝メンバーだ。西尾は同大会の初戦で一発退場があり「苦しい時期もあった」というが、「僕も守備の人間なので失点しなければ負けない」と、胸中を明かした。
そのなかで、西尾はOA起用がなかったことに言及。本大会で勝ち上がっていくうえでの意気込みを語った。
「OAがCBで使われないのを聞いて、アジアカップ以前も大岩監督の下、チームが出来上がっていて、強豪チームとやって自信もついている。Jリーグで戦っている選手なので不安はない。僕らが(失点)ゼロで抑えれば負けることはない。不安の声はあるかもしれないけど、逆にゼロで抑えればCBの価値が上がる。不安というよりもやってやるという気持ちが大きい」
最終ラインは全員アジア杯メンバー。積み上げてきた経験、絆は強い。若い力で56年ぶりのメダル獲得を目指すのみだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)