アギーレ監督、オークランド・シティとの練習試合に勝利も苦言 「もっと速くボールを動かさないと」
8日後の初戦に向け、「私にとってのベストイレブンを使いたい」
MF長谷部誠(フランクフルト)を中央に据え、MF遠藤保仁(G大阪)、MF香川真司(ドルトムント)という3人の中盤で臨んだが、指揮官はパススピードやテンポの部分で不満を隠そうとしなかった。
先制点は前半33分、遠藤のミドルシュートが相手DFに当たって、コースが変わって生まれたもの。後半終了間際にFW岡崎慎司(マインツ)が右足でクロスに合わせて、追加点を奪った。一方で3トップシステムで重要となるクロスに関しては一定の満足感を手にした様子だった。
「まだ1週間ある。その中で考えていきたい。23人の選手がいる。私にとってのベストイレブンを使いたい」
大会初戦パレスチナ戦のメンバーについては選考段階を強調した指揮官。「セットプレーの精度を上げて、よりボールを速く動かして、よりいい守備をする」と今後の課題を挙げた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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