ブラジルは準々決勝でGL3連勝のウルグアイと激突へ…D組2位 コパ・アメリカ8強出揃う

グループリーグの全日程が終了【写真:ロイター】
グループリーグの全日程が終了【写真:ロイター】

ブラジルはラフィーニャの直接フリーキックで先制し、コロンビアとドロー

 南米選手権(コパ・アメリカ)は現地時間7月2日にグループリーグ最終戦が行われ、米カリフォルニア州サンタクララではD組のブラジルとコロンビアが対戦した。両チーム1点ずつを取り合い、1-1の引き分けに終わり、コロンビアが首位、ブラジルが2位でグループリーグの戦いを終えた。

 今大会は南米サッカー連盟所属の10チームに、北中米カリブ海地区からネーションズリーグの上位6チームを加えた全16チームで開催。米国で4チームずつ4組のグループリーグと、上位2チームずつが進出する準々決勝以降の戦いが行われる。

 ブラジルは初戦コスタリカ戦をスコアレスドローで終えて批判を浴びたものの、第2戦ではパラグアイに4-1で快勝し、この日の一戦に臨んだ。一方のコロンビアは2連勝で準々決勝進出を決めた状態でのグループリーグ最終戦となった。

 先手を取ったのはブラジル。前半12分にFWラフィーニャが鮮やかな直接フリーキックを決めた。しかし、コロンビアは前半アディショナルタイムにFWジョン・コルドバのポストプレーから出たスルーパスに反応したDFダニエル・ムニョスが蹴り込んで1-1の同点に。後半も両チームがチャンスを作ったものの、引き分けに終わった。

 これでグループリーグの全日程が終了。A組では前回王者アルゼンチン、B組はベネズエラ、C組はウルグアイが3連勝で盤石の突破。A組のカナダとC組のパナマが2位通過して北中米カリブ海地区のチームから準々決勝進出を果たした。B組の2位はエクアドルが確保している。

 今大会はA組とB組、C組とD組の突破チームがそれぞれ準決勝まで同じトーナメントの山に入る。アルゼンチンとエクアドル、ベネズエラとカナダ、ブラジルとウルグアイ、コロンビアとパナマが対戦する。特に、調子が上がり切らない印象のブラジルと3試合9得点のウルグアイによる一戦は激戦が予想される。また、FWリオネル・メッシを擁するアルゼンチンが、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)の優勝と合わせ主要国際大会を3連続で制して黄金時代を印象付けるのかも注目される。

 準々決勝以降の組み合わせは以下の通り。

<準々決勝>
【1】アルゼンチン ー エクアドル
【2】ベネズエラ ー カナダ
【3】ウルグアイ ー ブラジル
【4】コロンビア ー パナマ

<準決勝>
【1】ー【2】
【3】ー【4】

<決勝>
【1,2】ー【3,4】

(FOOTBALL ZONE編集部)

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