大岩J、左SBの主力候補DF大畑歩夢がパリ切符 スタミナ抜群“上り調子”のレフティー

浦和の大畑歩夢が選出【写真:Getty Images】
浦和の大畑歩夢が選出【写真:Getty Images】

鳥栖アカデミー出身→22年に浦和加入

 日本サッカー協会(JFA)は7月3日に今夏のパリ五輪に臨むメンバー18人を発表。浦和レッズのDF大畑歩夢が選出された。

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 大畑はサガン鳥栖の下部組織で育ち2020年にトップ昇格。2シーズンをプレーしたあと、22年に浦和へと移籍した。鳥栖時代の負傷を抱えた状態での移籍だったことで初年度はトレーニングキャンプがリハビリで終わる出遅れとなってしまったが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では6試合に出場するなど浦和の決勝進出に大きく貢献した。

 しかし、昨季はDF明本考浩、DF荻原拓也と左利きの左サイドバックが大畑と合わせてチームに3人所属するアンバランスな編成で出場機会を少し減らした。それでも今季に向け、沖縄キャンプの際にはパリ五輪出場への強い思いを語って意欲的にシーズンに入っていた。

 今季の開幕スタメンというわけにはいかなかったが、U-23日本代表では4月のアジア最終予選メンバーに選出。左サイドで存在感のあるプレーを見せた。大畑は代表チームでのプレーについて「(4月に)代表活動もあって、やっぱり代表に行くともっと行きたいという思いにもなるし、そこは目指していきたい」と意欲を示していた。

 浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督もアジア最終予選でのプレーに好印象を語り、代表からの復帰後は出場機会を大きく増やした。大畑自身も「コンディションのいい状態でやっている」と話す上り調子の中でのパリ五輪メンバー入りとなった。

 スタミナのある左利きサイドバックは、パリで戦う大岩剛監督率いるチームで主力候補として大きな戦力になることが期待される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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