ベイルが“らしくない”蛮行で退場処分 試合後のロッカールームでチームに謝罪

猛省のベイルにジダン監督「彼は謝罪していた。だが、それは終わったことだ」

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、現地時間1日のラスパルマス戦でらしからぬ蛮行でチームの足を引っ張った。相手MFビエラへのプレッシングの最中に足を蹴り、警告を受けた後にビエラを突き飛ばし退場処分を言い渡された。数的不利に陥ったレアルはエースFWクリスティアーノ・ロナウドの意地の2発で3−3ドローに追いついたが、試合後のロッカールームでスピードスターがチームに謝罪する羽目になった。地元紙「マルカ」が報じている。

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 1-1で迎えた後半4分に信じられない光景が起きた。味方のパスミスでビエラにボールを奪われたベイルは凄まじい勢いでボールを奪い返しに行ったが、結局奪えず。相手の足を蹴り付ける形になった。

 イエローカードを受けたベイルの胸を押したビエラに、ベイルがブチ切れ。相手を両手で突き飛ばすとレッドカードが突きつけられた。レアルは普段温厚なスピードスターの蛮行のショックから1-3とリードを許す展開となった。

 試合後のロッカールームでベイルは猛省していたという。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、「彼は謝罪していた。彼は退場に悲しんでいた。だが、それは終わったことだ。こういうことも起こりうる。これは現実で変えることはできない。だが、我々は10人で追いついた」と語っていた。公の場でベイルをあえて責めずに指揮官は懐の深さを見せつけた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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