欧州で苦戦も…逸材23歳の「才能は明らか」 J復帰ドリブラーの素質に海外メディアも注目
7月1日にクラブ・ブルージュより浦和へ完全移籍
浦和レッズは7月1日、ベルギー1部クラブ・ブルージュよりMF本間至恩を完全移籍で獲得した。切れ味のあるドリブルを武器とする本間の移籍には、海外メディアも「日本復帰へ」と注目している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
現在23歳の本間は、2018年にアルビレックス新潟でJリーグデビュー。翌19年には主力となり、J2リーグ28試合3ゴールをマークする。その後も継続して数字を残し、22年にクラブ・ブルージュへ完全移籍。セカンドチームであるクラブNXTが主戦場となったものの、トップチームデビューも果たしており1得点を決めている。
クラブNXTで通算47試合に出場していたなか、24年7月1日に浦和への完全移籍が決定。そんななかドイツメディア「onefootball」は「本間至恩がクラブ・ブルージュを退団し、日本に帰国」と取り上げる。
「トップチームでも数試合に出場し、ベルギーでの最初のシーズンにはユニオン・サン・ジロワーズのタイトル獲得を阻止するゴールを決めた。しかしトップチームで実際にポジションを確立することができなかったため、Jリーグに戻り浦和レッズに加入した」
記事では本間の功績に触れつつ「数少ない出場のなかで、本間が才能ある選手であることは明らかだったが、クラブ・ブルージュには彼のポジションに強力な選手が多かった。それがトップチームへの道を非常に困難なものにしていた」と分析。ベルギーで十分な成果は得られなかったが、日本人の才能を認めている。
浦和復帰の発表時には、X(旧ツイッター)上で「本間至恩」がトレンド入りするなど移籍には日本での注目度も高い。Jリーグ復帰となるドリブラーが、赤いユニフォームを着てどんなプレーを見せてくれるのだろうか。