敗退後にEUROスター選手が暴言「バカ野郎」 英注目の場外バトルへ…記者も応戦「甘やかされたガキ」

ベルギー代表のケビン・デ・ブライネ【写真:ロイター】
ベルギー代表のケビン・デ・ブライネ【写真:ロイター】

ベルギーはフランスに0-1敗戦で早期敗退

 ベルギー代表は現地時間7月1日、EURO2024の決勝トーナメント1回戦でフランス代表と対戦し、0-1で敗れた。ベスト16の早期敗退となったなか、チームの顔であるMFケビン・デ・ブライネは試合後、取材対応の際の質問に対して「バカ野郎」と捨て台詞を残し、暴言を吐かれた記者も「甘やかされたガキ」と応戦している。

 ベルギーは優勝候補の筆頭であるフランスを相手に、序盤から守備的な戦術で挑み、デ・ブライネは前半をボランチ、後半はトップ下でプレーした。粘り強い戦いを見せたものの、後半40分にオウンゴールで失点し、最終的にこれが決勝弾となって0-1で敗れた。グループリーグから本調子ではなかったベルギーだが、最後まで強豪国としての威厳を示すことはできずに早期敗退を強いられた。

 一方、試合後に取材に応じたデ・ブライネが記者に吐いた暴言に英メディアが注目している。「君たち黄金世代が決勝に進出することなく終焉を迎えたことをどう感じているか?」という質問に対し、露骨に不満な表情を浮かべたデ・ブライネは「それじゃあ、フランス、イングランド、スペイン、ドイツも黄金世代ではなかったと言いたいのか? OK、ありがとう」と取材を強引に切り上げ、去りながら「バカ野郎が」と捨て台詞を残した。

 英紙「ザ・サン」や英紙「デイリー・ミラー」は暴言を吐かれたタンクレディ・パルメリ氏の”応戦”にも注目。「やぁケビン、君にちょっとしたメモがある。君が言っていたフランス、イングランド、ドイツ、スペインの黄金世代は、全員決勝に進出している。君は、自分たちがどれだけ素晴らしいかだけを質問されたい、凡人のサッカー選手。甘やかされたガキだよ」と、デ・ブライネの姿勢を痛烈に批判していた。ベルギー代表のEUROは終了したが、”場外バトル”に思わぬスポットライトが当たることになった。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング