冨安健洋がアーセナルの補強に影響? 新たな獲得候補に英注目「契約する可能性」
ボローニャのDFカラフィオーリの名前が浮上
イングランド1部アーセナルはイタリア1部ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得を望んでいると英メディア「アーセナル・インサイダー」が報じた。最終ラインの強化に向けて、日本代表DF冨安健洋との取引で良好な関係を築くボローニャから引き抜きを画策しているようだ。
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2023-24シーズンのプレミアリーグで2位になったアーセナルは20年遠ざかるリーグタイトルの奪還に向けて、今夏の移籍市場でも積極的な補強が予想される。
最終ラインではウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコは退団の噂があり、左サイドとセンターバックを兼任したポーランド代表DFヤクブ・キビオルにもセリエAのクラブからの関心が取り沙汰される。複数ポジションをカバーする万能な冨安とオランダ代表DFユリエン・ティンバーの存在は心強いが、選手層にはさらなる厚みが求められそうだ。
そこで新たにターゲットと浮上しているのがEURO(欧州選手権)にも出場していたボローニャのイタリア代表DFカラフィオーリだ。貴重な左利きのDFで、身長188センチと高さがあり、センターバックとサイドバックの両方に対応できる万能型。昨季、レギュラーが定まりきらなかった左サイドバックは重要な補強ポイントになっているだけに、チームが求めるプロフィールに合致した選手といえるだろう。
「アーセナル・インサイダー」は「ガナーズは冨安健洋と契約した時からボローニャと強い関係を築いており、それを利用してカラフィオーリとの契約する可能性がある」と伝えている。
ただし、それと同時に最終ラインの新戦力獲得のためには人員整理は必要とされており、同メディアは「キビオルがこの夏に移籍しない限り、イタリア代表5キャップを持つ同選手がアルテタのスカッドに加わる余裕はないだろう」と指摘していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)