高卒鮮烈デビューから3年…21歳ドリブラーがJ2最下位の救世主に?「仕掛けまくってくれ」
ドリブルでの突破を得意とする樺山が群馬へ
J2のザスパ群馬は7月1日、サガン鳥栖からFW樺山諒乃介を育成型期限付き移籍で獲得した。2023年シーズンには鮮やかなドリブル突破弾で話題にもなった樺山を、今回はピックアップする。
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2021年に興国高校から横浜F・マリノスへ加入した樺山。同年夏からJ2モンテディオ山形への育成型期限付き移籍となった。22年に横浜FMへ復帰するも出番は限られ、翌シーズンより鳥栖へ完全移籍。移籍初年度にはJ1リーグ22試合に出場し、2ゴールをマークしている。
なかでも23年シーズンのJ1リーグ第2節ガンバ大阪戦(1-1)で樺山が決めたドリブル突破弾は海外メディアも報じるほど大きな話題に。ペナルティーエリア内右でパスを受けると、左足の鋭い切り返しで1人目のDFをかわす。さらに股抜きで2人目、カバーに入った3人目も抜き去ってそのまま右足のシュートでゴールネットを揺らした。
昨季はこうした活躍を見せてきたなか、2024シーズンはここまで4試合の出場のみ、ノーゴールで過ごしていた。そんなタイミングで群馬へ育成型期限付き移籍が決まっている。
移籍先の群馬は現在、J2リーグでわずか1勝しかできておらず最下位に沈む。そんな群馬への加入について樺山は「群馬のために全力で頑張ります!残留のために全力を尽くします」と決意も表明した。
SNS上でも「めちゃいい補強」「サイド仕掛けまくってくれ!」と期待の声が上がっている。また同クラブに同じく育成型期限付き移籍中のMF永長鷹虎は、樺山の高校時代の1つ下の後輩。「興国コンビ楽しみ!」といったコメントも寄せられた。2人の再共演も注目のポイントとなっている。