久保建英が「休養に専念」 パリ五輪不参加で現地紙がポジティブ見解「ソシエダに残る意向だ」
久保の存在を重要視
日本代表MF久保建英は、スペイン1部レアル・ソシエダで主力として2シーズン活躍してきた。移籍の噂も絶えない選手ではあるが、現地メディアはいくつかの理由からチームに残留し新シーズンも大きな役割を果たすと考えているようだ。
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2023-24シーズンの久保は、序盤10試合は5得点2アシストと躍動。その後は代表招集、また怪我を抱えながらのゲームもあり調子を落とした時期もあったが、最終的にラ・リーガ30試合に出場し7ゴール4アシストを記録した。
日本で5月29日に行われた「JAPAN TOUR 2024」では、東京ヴェルディと対戦。プレー時間は長くはなかったが、その存在感を示して見せた。また、仲のいい日本代表DF菅原由勢と弾丸の沖縄旅行で釣りに興じたことを自身のSNSで明かすなど充実したオフシーズンを過ごしている。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」では「久保建英はラ・レアル(ソシエダ)に残る意向だ」と、いくつかの理由を紹介しつつポジティブな報道を展開。「五輪代表に選ばれることはない」とクラブに専念できる点を1つ挙げた。
「久保はパリ五輪には参加しない。これはラ・レアルの強い希望によるものである。現在久保は休養に専念しており、友人の菅原と釣りをするなどリラックスする姿を見せた」
一方で「2月初めにアジアカップから帰国して以来、彼のパフォーマンスは急激に低下した」と久保の激動のシーズンを回顧。それでもイングランド1部トッテナムなど、複数クラブが獲得に動く噂も出ていることも指摘している。
こうした移籍の可能性にも触れつつ、記事では「プレシーズン全日程をソシエダで過ごす」と想定。「プレミアリーグからのオファーにもかかわらず、久保建英はラ・レアルに残る意向だ」とポジティブに捉えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)