FC東京が連勝ストップ アウェー福岡は途中出場MF重見の決勝弾で6戦無敗に
福岡は2連勝で勝ち点を35まで伸ばした
アビスパ福岡は6月30日、J1リーグ第21節でFC東京と対戦。味の素スタジアムで行われた試合は、後半のワンチャンスをものにした1-0でアウェーの福岡が勝利した。
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2連勝中で4試合負けなしのFC東京は、26日の北海道コンサドーレ札幌戦(1-0)から6選手を入れ替えた。対する福岡も5戦無敗(4勝1分)と好調ななかでDF亀川諒史が4試合ぶり、FWウェリントンが2試合ぶりに先発した以外は、26日の横浜F・マリノス戦(2-1)と同じスタメンを送り出した。
ファーストシュートは前半4分、アウェーの福岡は左サイドからのクロスにウェリントンがヘディングでゴールを狙ったが、GK野澤大志ブランドンに防がれる。その後は互いになかなかシュートを打てないなか、同18分にFC東京はMF松木玖生がゴールを狙ったがシュートは枠を捉えられなかった。
FC東京は前半34分にも松木がDFドウグラス・グローリに倒されてFKを獲得する。ゴール正面の好位置だったが、MF原川力が蹴ったボールは壁に当たってコーナーキック(CK)となった。
後半に入ると両チームともにゴールへの推進力が増す。後半5分には自陣から速攻を仕掛けたFC東京が波状攻撃を見せ、左サイドのDF長友佑都の折り返しからチャンスメーク。最後はエリア内でFWディエゴ・オリヴェイラがシュートを放ったが、GKにキャッチされた。福岡も後半20分に長友からボールを奪ったMF紺野和也のパスを受けたウェリントンがシュートを放ったがクロスバーを越えていく。
迎えた後半21分、この4分前に投入された2人が先制ゴールを生む。右サイドでスローインを得た福岡はDF小田逸稀のクロスにMF重見柾斗がゴール前で合わせて先制ゴールを決めた。同29分にも福岡は右サイドから紺野が上げたクロスに、ファーポスト際でDF岩崎悠人が合わせたが、シュートを枠に飛ばせなかった。
ホームで2試合連続ゴールを挙げているFW安斎颯馬が負傷もあり交代するアクシデントもあったFC東京は、最後までゴールを割ることができずに第16節のガンバ大阪戦(0-1)以来となる完封負け。福岡はここ5試合で4度目となる完封勝利。2連勝で勝ち点を35まで伸ばしている。