酒井やショルツ離脱の浦和、磐田に3-0白星で2連勝 主将マークの伊藤が1得点2アシスト記録
前節からの連勝で勝ち点32
浦和レッズは6月30日のJ1リーグ第21節でジュビロ磐田をホームに迎え撃ち、キャプテンマークを巻いたMF伊藤敦樹の1ゴール2アシストの活躍で3-0と勝利し、前節からの連勝を飾った。
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浦和はここ1週間で主将のDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲の退団が発表された。岩尾はすでに移籍先であり古巣の徳島ヴォルティスに合流しているが、海外移籍が前提の酒井とショルツはこのゲームのあとに退団の挨拶を行う予定で試合が始まった。また、この日がイタリア1部セリエAのASローマから期限付き移籍の契約最終日になるノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンもスタメンに名を連ねた。
その浦和は立ち上がりから自陣にブロックを組む磐田に対してボール保持率を高める形になった。人数を掛けて敵陣に押し込む回数が増えた中で前半21分、左45度付近でMF渡邊凌磨がボールキープするとMF伊藤敦樹が追い越した。渡邊のパスを受けた伊藤が左足でファーサイドにクロスを上げると、逆サイドから攻撃参加してきたDF石原広教がヘディングで叩いてゴール。石原は意外にもプロキャリアの中で初ゴールになった。
その後もいい形で浦和の攻撃が増え、MF武田英寿の直接フリーキックが鋭くゴールを襲う場面もある中でハーフタイムを迎えた。磐田は後半に向けDF森岡陸とMF古川陽介を入れて戦況の立て直しを図った。
しかし、後半も立ち上がりから浦和ペースは変わらず。後半7分には石原がボールを持つと、サイドに開いたソルバッケンに磐田の守備陣が引き付けられたところで伊藤が内側を一気に抜けてパスを受けた。そして、中央への折り返しを渡邊が流し込んで2試合連続ゴールとなる追加点を奪った。
さらに後半27分に浦和はソルバッケンからFWチアゴ・サンタナへの交代を行うと、ソルバッケンはチームメイトと握手やハグをしてピッチを去った。そして直後の後半29分、左サイドの突破からDF大畑歩夢がラストパスを入れると、走り込んできた伊藤が右足シュートでゴール。この試合のキャプテンマークを巻いた伊藤はこの試合、1ゴール2アシストの活躍となった。
浦和はこのまま3-0で勝利し、前節の名古屋グランパス戦(1-0)からの連勝。勝ち点を32に伸ばした。