横浜FMの外国人監督、試合後のブーイングに“反論”「どうなのかなというふうに自分は思います」
1-2で敗れる
横浜F・マリノスは6月29日、J1リーグ第21節で東京ヴェルディと対戦し、1-2で敗れた。試合後、会場ではファン・サポーターからブーイングが起こったなかでハリー・キューウェル監督は「どうなのかな」と反応に対して“反論”した。
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26日に行われた第20節で敗れていた両チーム。中2日での連戦ということもあり、横浜FMは7選手、東京Vは5選手と、ともに大幅に先発メンバーを入れ替えてこの試合に臨んだ。序盤から高い位置でのプレスでボールを奪われていた東京Vに、前半11分コーナーキック(CK)のこぼれ球をエリア外で拾われFW山見大登に、強烈なミドルシュートを決められた。さらに前半22分にもオウンゴールで追加点を許した。
2点を追う形になった横浜FMは前半35分、MF稲見哲行のクロスをブロックしたDF渡邊泰基が今季2度目の脳震盪での交代でベンチに退くこととなる。苦しい戦いを強いられたなか、前半アディショナルタイムにエリア内でMF渡辺皓太のパスを受けたFW宮市亮が豪快にシュートを決め、1点差として前半を折り返した。
後半に入るとホームの横浜FMが東京Vを攻め立てたが、最後までゴールを割ることができず。1-2で試合が終了し、会場からはブーイングが起こった。
試合後にDAZNのフラッシュインタビューに応じたキューウェル監督は、このブーイングに対して「悔しさはもちろん分かります」としながらも、「しかし前回のようにハードワークしなかった部分で結果が出なければあれだけの悔しさ、ブーイングは理解できます。しかし、選手たちはすべてを出し切った結果で、こういうふうになった時にああいう形でのブーイングというのはどうなのかなというふうに自分は思います」と反応に対して疑問を呈した。
さらに、「ここで離れることではなくて、やはりこういう時こそ一致団結してみんなで勝ちに行く。もちろん前半はうまくいかなかった部分があったなかでも、後半は完全にうちの試合でした。ですが、ああいう形でハードワークしたなかでもあのような形で残念がることはあると思うんですけど、しっかり自分たちも見せないといけない部分もありますが、みんなで一丸となってやっていきたいと思います」と、ファン・サポーターからの後押しを望んでいた。