横浜FMのDF渡邊泰基、脳震盪疑いで途中交代 約1か月半で今季2度目…自らの足で歩く

横浜FMの渡邊泰基【写真:Getty Images】
横浜FMの渡邊泰基【写真:Getty Images】

5月にも脳震盪に見舞われ、約1か月離脱していた

 J1リーグは6月29日に各地で第21節を行い、横浜F・マリノスはホームの日産スタジアムで東京ヴェルディと対戦した。東京Vに2点のリードを許した東京Vだが、前半35分にはDF渡邊泰基が、今シーズン2度目の脳震盪疑いでの交代となるアクシデントに見舞われた。

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 渡邊は今シーズン、5月19日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦直前のFC東京戦(1-1)でDF上島拓巳とハイボールを競り合った際に頭をぶつけてプレー続行が不可能となり交代していた。その後はACL決勝を含め、数試合を欠場。負傷から約1か月後の6月15日第18節FC町田ゼルビア戦(1-3)で先発復帰していた。

 この試合以降、リーグ戦は4試合連続で出場(先発3途中出場1)を続けていた渡邊だったが、この試合の前半35分に東京VのMF稲見哲行が入れたクロスを頭でブロック。ボールがラインを割るのを確認してから、ピッチに横たわった。

 渡邊のもとにはGKポープ・ウィリアムやキャプテンのMF喜田拓也、右サイドバックのDF松原健らが駆け寄り、前回の脳震盪時にも接触した上島も声をかけていた。FC東京戦の時ほど深刻な様子ではなかった渡邊だが、一度立ち上がった後に再びピッチに座り込み、DF加藤蓮との交代でピッチを離れることになった。

 渡邊はチームスタッフに付き添われてロッカールームに下がったが、その際もしっかり自分の足で歩けていたことは不幸中の幸いと言えるだろう。渡邊を脳震盪の交代で欠くことになった横浜FMは、前半アディショナルタイムにFW宮市亮が1点を返し、1点差にして前半を折り返した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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