久保建英は「金鉱」 ソシエダに“10億円超”利益の影響力に現地驚愕「ピッチでも金庫でもゴール」

ソシエダの久保建英【写真:徳原隆元】
ソシエダの久保建英【写真:徳原隆元】

久保のユニフォームは1番の売れ行き

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はクラブの顔として国内外で人気を誇っている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はその人気がもたらした効果について触れている。

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 久保は2022年夏にソシエダに加入。1年目の2022-23シーズンはリーグ35試合に出場して9ゴール7アシスト、今季は負傷やアジアカップの参加などがありながらリーグ30試合で7ゴール4アシストの活躍を遂げた。

 主力として期待されている23歳MFはクラブにとって大きな利益をもたらしているという。「ムンド・デポルティーボ」紙は「久保はサッカーだけでなく、金鉱である」と見出しを打ってもたらしている効果を報道。「川崎出身の選手が国内および世界中で持つ魅力と名声は、プロモーションやマーケティング、そして収入の面でレアルに利益をもたらす。久保はピッチでも金庫でもゴールを決める」と影響力について触れた。

 クラブは具体的な情報を明かしてはいないものの、ユニフォームは背番号「14」の久保が最も売れているとして、本拠地を訪れる日本人も急増中。さらに、メインスポンサーを務める日本の「ヤスダグループ」と「契約を結ぶ決め手となった。アノエタでは久保を戦略的パートナーと呼んでいる」と伝えた。

 久保はユニフォームの売れ行きやメディアへの広告などで600万ユーロ(約10億円)の売り上げをもたらしているという。また日本ツアーの一環で5月に行われた東京ヴェルディとのプレシーズンマッチは、7月に今度はガンバ大阪と行われる。これは「つながりのために支払うべき費用」と指摘。さらに久保と直接の因果関係は不明なものの、SNSでも飛躍を遂げており、TikTokでの再生回数が5000万回に達成。世界で5番目に多いスペインのクラブに成長したようで、久保がもたらす影響の大きさがうかがえる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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