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韓国の最終予選組分け「最上の中で最上」…母国メディア突破厳命「通過不可なら出場資格なし」
W杯アジア最終予選の組み合わせに韓国内は楽観的見解
9月から始まる2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせが決まり、韓国は中東5か国と同居。オーストラリアやサウジアラビアといった強豪国との対戦を回避し楽観ムードが漂うなかで、母国メディアは「この組み合わせも通過できなければW杯出場資格なし」と、突破を厳命している。
最終予選の組み合わせ抽選会の結果、FIFAランク22位の韓国はB組に入りイラク(55位)、ヨルダン(68位)、オマーン(76位)、パレスチナ(95位)、クウェート(137位)とほかの5か国すべてが中東勢という組み合わせに。対戦国との力関係を踏まえ、母国メディア上では予選突破へ楽観的な見解が占められた。
韓国メディア「フィナンシャルニュース」も「この組み合わせも通過できなければW杯出場資格なし」と見出しを打ち、「韓国の組み合わせは最上の中で最上だ」と指摘。W杯常連国は不在で、中東へのアウェー戦に関しても「心配事ではない。韓国の中東遠征が負担になるが、対戦国もまた韓国遠征が負担になるのは同じだ」と意に介さなかった。
グループ内の難敵として、記事ではアジアカップの準決勝で0-2と敗れたヨルダンの存在を挙げているものの、グループ全体を俯瞰し「FIFAランキングがすべてではないが、力の差があるのは確かだ」とし、「専門家は皆、韓国が予選を楽々と突破すると見ている。これに勝るものはない」と恵まれた組分けを改めて強調した。
26年W杯のアジア出場枠は8.5枠に拡大。前回のカタール大会までの4.5枠から倍になり、ただでさえ予選突破のハードルは低くなっているなかで、強豪国との対戦を回避した組分けに楽観ムードが広がっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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