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ドルトムントCEOがゲッツェの早期復帰を否定 代謝障害は「短期間で解決する問題ではない」
筋肉系の負傷に苦しんでいた天才MF 復帰に向けて治療を開始
ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、代謝障害に苦しんでいることがクラブから正式発表された。負傷を抱えてすでに約1カ月に渡りピッチを離れているが、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは早期復帰の可能性を否定。“ドイツの至宝”はバイエルンからの復帰1年目に、よもやの苦境に立たされた。
2014年ブラジル・ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦でドイツ代表の優勝決定弾を決めたゲッツェは、数カ月間に渡り継続して筋肉の問題を訴え続けていた。クラブ側が原因究明のため検査を行ったところ、代謝異常を引き起こしていることが判明。ゲッツェは「僕は今、治療を受けている。練習に戻り、できるだけ早くチームの助けになれるよう全力を尽くす」と復帰に向けて前向きに語っているが、早期の戦列復帰は困難なようだ。
ドイツ地元紙「ビルト」によると、ヴァツケCEOは「これは短期間で解決するような問題ではない」と断言。治療のために、さらなる離脱を余儀なくされることになった。
今季バイエルンから復帰を果たしたゲッツェは、ここまで公式戦16試合の出場でわずか2得点2アシストに止まっていたが、その理由は代謝異常にあったようだ。天才MFは万全のコンディションを取り戻し、再び輝きを放つことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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