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中国が嘆くW杯最終予選「確実に勝てる相手はいない」 地元サポーター指摘の“良い情報”とは
「ビザを取りやすい」ため、現地応援へ向かう移動のハードルが低い
2026北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選会が、6月27日に行われた。日本代表はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じC組に入った。日本も含みカタールW杯出場した3か国が同居したことで、中国のメディアやファンからは「最終予選が我々のW杯だ」など多くの悲鳴が上がっている。
著名な中国代表サポーターで、中国代表のW杯予選ここまで全試合現地参戦している何勝(へ・シェン)氏は自身のSNSで「良い情報は、この国々はビザを取りやすいことだ。悪い情報は、確実に勝てる相手はいないことだ」と反応した。
世界中ほとんどの国に、ビザなしで行ける日本パスポートと異なり、中国パスポートはほとんどの国へ行くのに事前にビザ取得が必要なのだという。
また中国と同じ東アジアの日本、そして東南アジアのインドネシア、さらにオーストラリアと比較的近い「東側」の国が比較的多く、アウェーへの移動が楽という側面もある。SNS上では「日本、オーストラリア、インドネシア、どこもついでに観光できる」と遠征を楽しみにするサポーターの反応もあった。これは中国に限らず、日本のサポーターたちも同じ反応であろう。
ほかにも「我々はどこに行っても“死の組”だ」「最終予選が我々のW杯だ」と悲観的な反応も多く、中国国内では最終予選突破へ厳しい見解が広がっている。日本も前回大会では序盤の3試合で勝利を挙げられず苦戦した過去がある。W杯ベスト16という壁を超えるためにも、9月から始まるアジア最終予選で再びその力が試されることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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