「恐怖の瞬間」 C・ロナウドにEUROファンあわや危害…観客席から飛び蹴り未遂に海外驚き

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

EUROジョージア戦後に起きた“一線越えた”行動

 欧州選手権(EURO)に参戦中のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがファンからあわや危害を加えられる場面に遭遇。観客席から飛び降りるファンを捉えた決定的瞬間が話題を呼び、英メディアは「ファンに両足で蹴られる衝突寸前で逃れた恐怖の瞬間」と見出しを打ち、その驚きの行動を伝えている。

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 問題のシーンは26日に行われたEUROグループF最終節・ジョージア戦後に起こった。0-2で敗戦後、スタジアムから引きあげようとするロナウド。選手通用口へつながる階段に差し掛かったところで、観客席から突如ファンが飛び降りロナウドの目の前に現れた。

 ロナウドに接触すれば怪我の被害も考えられる大惨事に発展するところだったが幸い、衝突寸前で回避。ファンは警備員に取り押さえられ事なきを得たこの場面がSNS上にアップされ瞬く間に拡散されると、選手の身の危険が晒されたファンの行動が海外メディアで大きく取り上げられた。

 英「ザ・サン」は“一線を越えた”行動に驚きを示しつつ「ファンに両足で胸を蹴られる寸前だった。アル・ナスルのフォワードにとってすでに酷い夜だったものが、さらに悪化するところだった」と問題視。アルゼンチンの大手スポーツチャンネル「TyC Sports」も公式SNSで該当シーンを投じ「完全に狂気の沙汰だ」と伝えた。

 今回のEUROでは、6月22日に行われたトルコ対ポルトガル戦(0-3)でもロナウドとの自撮り目当てで計5人が乱入する事件が発生。ジョージア戦後に起きた一件では図らずも選手に危害が加えられた可能性もあっただけに、EUROでの警備体制に一石を投じた出来事だったと言えそうだ。

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